無敵の王者 ロッキー・マルシアノ

ロッキー・マルシアノ
1923-1969
★無敗のチャンピオン伝説
マサチューセッツ州ブロンクトン出身のイタリア系アメリカ人であり、ボクシング世界ヘビー級史上唯一、全勝無敗のまま引退した伝説のチャンピオン。
ブロックトンの高性能爆弾の異名を持ち、身長180cm、体重83kgとクルーザー級の躯体ながら、無類のタフネスさと脅威的な強打で並居る強豪達を次々にマットへと沈めた。
打たれれば、首がネジ切れんばかりの超絶的な右フックは、「スージーQ」と名づけられていた。
1951年、王者ジョー・ルイス戦では、ルイスをリング外に叩き出してノックアウトしたが、尊敬するルイスに勝ってしまったと言って試合後に泣きながら謝ったと言う。
1955年、「もう戦う相手がいない」との名言を残してリングを降りた。
映画「ロッキー」の名前の由来であるとも言われるが、真相は定かでは無い。
生涯戦績:プロボクシング 49戦 49勝 43KO
ロッキー・マルシアノ vs ルイス戦
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