舞の如く 美田村 千代

美田村 千代
みたむら ちよ
1885-1966
伝説の女流武人
天道流 十五代 薙刀術範士
京都亀岡藩、士族の家柄に生まれ、幼少の頃より叔父の指導する天道流剣術道場に入門した。
稽古に熱中するといつまでも帰ってこないので、親は心配したと言う。
1904年大日本武徳会本部内にて薙刀術部を創設し、指導にあたる。
稽古が終わった後の美田村の足の裏が汚れていない事を不思議に思った者が尋ねたところ「私はいつも床から紙一枚上を滑っておりますから 」と答えたと言い、その足捌きはまるで"舞"のようであったと伝えられる。
1933年大日本武徳会より薙刀術範士号の授与を受ける。
女性でありながら各流派の高名な剣士達と幾度も他流試合を行い、勝利したと伝えられる。
天道流薙刀術 演武
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