秘技 少林無影脚 黄 飛鴻

黄 飛鴻
ウォン・フェイフォン
1847-1924
~秘技 少林無影脚~
清朝末期の英雄伝説
中国最後の王朝・清朝末期の時代に活躍した武術家であり、中国近代史では、英雄として扱われる。
父親は"広東十傑"(広東の十人の達人)の一人に数えられた「黄麒英」(ウォン・ケイイン)であり、父親から南派少林拳の一派である"洪家拳"(こうかけん)を叩き込まれた。
洪拳とは、民の時代に西安に始まり、紅拳を元に様々な流派の技を組み入れて創始されたと言われている。
清朝において反政府組織であった洪門(三合会)として、少林寺に学んだとされる。
黄 飛鴻の一つに影が映らない程の速さで連続して蹴る"無影脚"(むえいきゃく)がある。
父親の厳しい教えのもと少年時代で既に師範クラスの腕前を持っていたと言われる。
自宅で漢方薬局を営む傍ら憲法道場も運営していた父親の後を引き継ぎ、清朝末期の治安が乱れた街中を自警団を率いて警護にあたっていたと言う。
彼を題材とした書物や映像作品は数多く作られており、余りにも伝説的な存在とされているため事実と相違する面も多分に見られるが、今なお近代中国史上最大の英雄の一人として人気を博している。
黄 飛鴻を題材にした映画
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